3.6 収集サービスの実行
ここではコンポーネントを起動して、収集サービスを開始する方法を説明します。
また、収集サービスを開始した後、前項までに設定したコレクタ・シリアライザ・エミッタが正常に稼働している事を確認する方法と、設定をチューニングする方法を説明します。
3.6.1 収集サービスの開始/停止#
コンポーネントを起動する事で、収集サービスを開始する事ができます。 コンポーネントの起動は、コンポーネント単位、パネル全体、SpeeDBee Synapse全体の3つの範囲で行う事ができます。
3.6.1.1 コンポーネントの起動/停止#
次の手順で、一つのコンポーネントを起動/停止することができます。
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コンポーネントの起動アイコンを押下すると、コンポーネントを起動する事ができます。 コンポーネントが起動すると、ステータスランプが緑になります。
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コンポーネントの停止アイコンを押下すると、コンポーネントを停止する事ができます。 コンポーネントが停止すると、ステータスランプが灰色になります。
3.6.1.2 パネル上の全コンポーネントの起動/停止#
次の手順で、一つのパネル上のコンポーネントを起動/停止することができます。
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パネルの「起動」ボタンを押下すると、パネル上の「自動起動無効」がOFFのコンポーネントを全て起動する事ができます。
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パネルの「停止」ボタンを押下すると、パネル上の全てのコンポーネントを停止する事ができます。
3.6.1.3 SpeeDBee Synapse上の全コンポーネントの起動/停止#
次の手順で、SpeeDBee Synapse上のコンポーネントを起動/停止することができます。
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ヘッダの「起動」ボタンを押下すると、SpeeDBee Synapse上の「自動起動無効」がOFFのコンポーネントを全て起動する事ができます。
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ヘッダの「停止」ボタンを押下すると、SpeeDBee Synapse上の全てのコンポーネントを停止する事ができます。
3.6.2 動作確認#
ここでは、リソースコレクタが収集したデータの確認方法、ファイルエミッタが出力したファイルをダウンロードする方法について説明します。
リソースコレクタの動作確認
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ヘッダのモード選択で"Run mode"を選択し、Runモードの画面を開きます。
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パネル1を表示します。
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リソースコレクタの出力ポートをクリックします。
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画面下部のインジケータをクリックするとデータモニタが表示され、リソースコレクタが収集しているデータが確認できます。
ファイルエミッタの動作確認
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ファイルエミッタの設定アイコンを押下します。
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時間範囲を入力し、「ダウンロード」を押下します。 指定した時間範囲の間にファイルエミッタが出力したファイルが、zip形式でダウンロードされます。
3.6.3 設定チューニング#
ここでは、コンポーネントの設定を編集する方法、コンポーネントを削除する方法について説明します。
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ヘッダのモード選択で"Edit mode"を選択し、Editモードの画面を開きます。
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パネル1を開きます。
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設定を変更するコンポーネントの設定アイコンを押下します。
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設定ダイアログにて設定を変更し、「保存」を押下します。ここではリソースコレクタの画像を使用しています。例えば、メモリ使用量などを収集する場合、チェックをONにします。 また、コンポーネントを削除する場合は、「削除」を押下し、確認ダイアログで「はい」を選択します。
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設定を変更したコンポーネントを停止し、再度起動する事で、設定を収集サービスに反映させる事ができます。 コンポーネントの起動/停止については「収集サービスの開始/停止」をご覧ください。
3.6.4 収集サービスの終了#
SpeeDBee Synapse上の全コンポーネントを停止することで、収集サービスは待機状態となります。 手順については、「SpeeDBee Synapse上の全コンポーネントの起動/停止」をご覧ください。