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4.6 エミッタ

ここでは、各エミッタコンポーネントについて説明します。

4.6.1 MQTTエミッタ#

MQTTプロトコルで任意のデータファイルを送信(パブリッシュ)するコンポーネントです。
入力ポートに繋がれた各種シリアライザからデータを受け取り、そのデータを送信します。

4.6.1.1 基本情報#

MQTTエミッタの基本情報は、次の通りです。

項目 説明
ベース名 MQTTエミッタ
説明 MQTTプロトコル(Publish)によるデータ送信を行います。
消費ポイント 2
ポート 入力:1
シリアライザ・コンポーネントから、ファイル形式のデータを受け取ります。受け取ったデータは、MQTTプロトコル(Publish)によって送信されます。

出力:0

システム:1
コンポーネントの稼働状況やエラー情報を出力します。出力するエラー情報の詳細は、「エラーコード一覧」をご覧ください。
その他 MQTTブローカーに対するテスト接続を行うことができます。詳細は「テスト接続」をご覧ください。

4.6.1.2 設定項目#

MQTTエミッタの設定項目は、次の通りです。

項目 説明
名称 コンポーネントに付与する名前
※他のコンポーネント名と重複する事はできません。
自動起動無効 コンポーネントの自動起動を無効にする場合ON
ホスト MQTTブローカーのホスト名 or IPアドレスを指定
ポート MQTTブローカーのポート番号を指定
MQTT Qos 使用するMQTTのQoSを選択(0:受信確認なし、1:受信確認あり、2:受信確認、重複抑止)
常時接続する サーバー接続を送信の都度、切断しない
匿名アクセス ブローカーに匿名アクセスする場合はONにする
ユーザー名 匿名アクセスではない場合、ユーザー名を入力
パスワード 匿名アクセスではない場合、パスワードを入力
暗号化 暗号化を行う場合ON
CA証明書 CA証明書をアップロード
※暗号化がONの場合のみアップロード可能
プロキシを利用 MQTTブローカーとの通信をプロキシサーバーを経由して行う場合ON
プロキシサーバー プロキシサーバーを選択
※事前にプロキシ設定で使用するサーバーを設定しておく必要があります。
トピック Publishの際に付与するトピック
クライアントID MQTTクライアントID
※接続先仕様によっては指定する必要があります。省略時は、ランダムな文字列が使用されます。
※複数のコンポーネントで、同一MQTTブローカーへ接続する場合、クライアントIDは被らないように設定してください。通信が正しく行われなくなります。
タイムアウト(ミリ秒) 送信処理がタイムアウトするまでの時間をミリ秒単位で入力
メッセージ送信回数 1回のイベントでの送信最大回数
リトライモード 送信に失敗してリトライする際の挙動を選択
リトライ間隔(ミリ秒) 送信リトライの間隔を入力
リトライ回数 送信リトライの回数を入力
※リトライモードが「リトライ回数分再送」の場合のみ入力可能
起動後は前回送信するデータの続きからデータを出力する コンポーネントを停止して、再開させた時に前回送信したデータの続きからデータを出力する

4.6.1.3 テスト接続#

次の手順で、設定した接続先に対してテスト接続を行うことができます。

  1. 登録したMQTTエミッタの設定画面を開きます。

  2. 「テスト」を押下します。

  3. 設定した接続先へのテスト接続が行われ、設定画面の下部に結果が表示されます。

MQTTエミッタのテスト接続に関する注意点

テスト接続は、次の場合のみ操作可能です。
・コンポーネントが停止している場合
・コンポーネントのステータスがエラーの場合
※ステータスについての詳細は「ステータス一覧」をご覧ください。

4.6.2 Fileエミッタ#

収集したデータをファイルとして、ストレージへ保存するコンポーネントです。
入力ポートに接続された各種シリアライザからデータを受け取り、そのデータをパラメータで指定されたファイルパスに保存します。
保存されたファイルは、設定ダイアログから時間範囲を指定してダウンロードすることができます。

4.6.2.1 基本情報#

Fileエミッタの基本情報は、次の通りです。

項目 説明
ベース名 Fileエミッタ
説明 収集データをストレージへ保存します。
消費ポイント 0
ポート 入力:1
シリアライザ・コンポーネントから、ファイル形式のデータを受け取ります。受け取ったデータは、ストレージへ保存されます。

出力:0

システム:1
コンポーネントの稼働状況やエラー情報を出力します。出力するエラー情報の詳細は、「エラーコード一覧」をご覧ください。
その他 出力したファイルをダウンロードすることができます。詳細は「ファイルダウンロード」をご覧ください。

4.6.2.2 設定項目#

Fileエミッタの設定項目は、次の通りです。

項目 説明
名称 コンポーネントに付与する名前
※他のコンポーネント名と重複する事はできません。
区分 Fileエミッタ毎に一意に付与する任意の値を入力
※区分は出力先ディレクトリのサブディレクトリ名として使用されます。半角のみ入力可能です。
自動起動無効 コンポーネントの自動起動を無効にする場合ON
出力先ディレクトリ ファイルを出力するディレクトリ。ベースディレクトリと、そこからの相対パスを指定します。ベースディレクトリは以下から選択可能です。
  • プロジェクトパス(プロジェクト配下へ保存されます。プロジェクトを複製などした場合、新しいプロジェクトの配下が保存先となります。)
    ※一部の環境では、この設定を変更/編集できません。
  • 任意のパス(通常はベースディレクトリに対する相対パスを指定しますが、任意の絶対パスを直接指定します。プロジェクトを複製などしても指定したパスが保存先となります。)
保存期間(時間) ファイルを保存しておく期間を入力
タイムゾーン ファイルのタイムゾーンを選択
起動後は前回送信するデータの続きからデータを出力する 起動後は前回送信したデータの続きからデータを出力する

4.6.2.3 ファイルダウンロード#

次の手順で、Fileエミッタが出力したファイルをダウンロードすることができます。

  1. 「ファイルダウンロード」欄で、時間範囲を入力します。
  2. 「ダウンロード」を押下すると、上で入力した時間範囲内に出力されたファイルが、zip形式でダウンロードできます。

4.6.3 Cloudエミッタ(AWS用)#

AWS IoT Core向けにデータ送信を行うコンポーネントです。
入力ポートで各種シリアライザからデータを受け取り、そのデータをAWS IoT Coreに送信します。

4.6.3.1 基本情報#

Cloudエミッタ(AWS用)の基本情報は、次の通りです。

項目 説明
ベース名 Cloudエミッタ(AWS用)
説明 AWS IoT Core向けにデータ送信を行います。
消費ポイント 2
ポート 入力:1
シリアライザ・コンポーネントから、ファイル形式のデータを受け取ります。受け取ったデータは、AWS IoT Core向けに送信されます。

出力:0

システム:1
コンポーネントの稼働状況やエラー情報を出力します。出力するエラー情報の詳細は、「エラーコード一覧」をご覧ください。
その他 AWS IoT Coreに対するテスト接続を行うことができます。詳細は「テスト接続」をご覧ください。

4.6.3.2 設定項目#

Cloudエミッタ(AWS用)の設定項目は、次の通りです。

項目 説明
名称 コンポーネントに付与する名前
※他のコンポーネント名と重複する事はできません。
クライアントID AWS IoT CoreのクライアントID
自動起動無効 コンポーネントの自動起動を無効にする場合ON
ホスト AWS IoT Coreのホスト名を入力
ポート AWS IoT Coreのポート番号を選択(445 or 8883)
MQTT Qos 使用するMQTTのQoSを選択(0:受信確認なし、1:受信確認あり)
常時接続する サーバー接続を送信の都度、切断しない
CA証明書 AmazonルートCA1を選択
SSL証明書 デバイス証明書を選択
秘密鍵 プライベートキーファイルを選択
プロキシを利用 AWS IoT Coreとの通信をプロキシサーバーを経由して行う場合ON
プロキシサーバー プロキシサーバーを選択
※事前にプロキシ設定で使用するサーバーを設定しておく必要があります。
トピック Publishの際に付与するトピック
タイムアウト(ミリ秒) 送信処理がタイムアウトするまでの時間(ミリ秒単位)
※この項目は編集できません。
メッセージ送信回数 1回のイベントでの送信最大回数
※この項目は編集できません。
リトライモード 送信に失敗してリトライする際の挙動
※この項目は編集できません。
リトライ間隔(ミリ秒) 送信リトライの間隔
※この項目は編集できません。
リトライ回数 送信リトライの回数
※この項目は編集できません。
起動後は前回送信するデータの続きからデータを出力する 起動後は前回送信したデータの続きからデータを出力する

4.6.3.3 テスト接続#

次の手順で、設定した接続先に対してテスト接続を行うことができます。

  1. 登録したCloudエミッタ(AWS用)の設定画面を開きます。

  2. 「テスト」を押下します。

  3. 設定した接続先へのテスト接続が行われ、設定画面の下部に結果が表示されます。

4.6.4 Cloudエミッタ(Azure用)#

Azure IoT Hub向けにデータ送信を行うコンポーネントです。
入力ポートで各種シリアライザからデータを受け取り、そのデータをAzure IoT Hubに送信します。

4.6.4.1 基本情報#

Cloudエミッタ(Azure用)の基本情報は、次の通りです。

項目 説明
ベース名 Cloudエミッタ(Azure用)
説明 Azure IoT Hub向けにデータ送信を行います。
消費ポイント 2
ポート 入力:1
シリアライザ・コンポーネントから、ファイル形式のデータを受け取ります。受け取ったデータは、Azure IoT Hub向けに送信されます。

出力:0

システム:1
コンポーネントの稼働状況やエラー情報を出力します。出力するエラー情報の詳細は、「エラーコード一覧」をご覧ください。
その他 Azure IoT Hubに対するテスト接続を行うことができます。詳細は「テスト接続」をご覧ください。

4.6.4.2 設定項目#

Cloudエミッタ(Azure用)の設定項目は、次の通りです。

項目 説明
名称 コンポーネントに付与する名前
※他のコンポーネント名と重複する事はできません。
クライアントID AzureのクライアントID
(MQTTで使用するクライアントID)
自動起動無効 コンポーネントの自動起動を無効にする場合ON
接続文字列 Azure IoT Hubの接続文字列を入力
常時接続する サーバー接続を送信の都度、切断しない
プロキシを利用 Azure IoT Hubとの通信をプロキシサーバーを経由して行う場合ON
プロキシサーバー プロキシサーバーを選択
※事前にプロキシ設定で使用するサーバーを設定しておく必要があります。
タイムアウト(ミリ秒) 送信処理がタイムアウトするまでの時間(ミリ秒単位)
※この項目は編集できません。
メッセージ送信回数 1回のイベントでの送信最大回数
※この項目は編集できません。
リトライモード 送信に失敗してリトライする際の挙動
※この項目は編集できません。
リトライ間隔(ミリ秒) 送信リトライの間隔
※この項目は編集できません。
リトライ回数 送信リトライの回数
※この項目は編集できません。
起動後は前回送信するデータの続きからデータを出力する 起動後は前回送信したデータの続きからデータを出力する

4.6.4.3 テスト接続#

次の手順で、設定した接続先に対してテスト接続を行うことができます。

  1. 登録したCloudエミッタ(Azure用)の設定画面を開きます。

  2. 「テスト」を押下します。

  3. 設定した接続先へのテスト接続が行われ、設定画面の下部に結果が表示されます。

4.6.5 FTP/FTPS/SFTPエミッタ#

FTP、FTPSまたはSFTPによるデータ転送を行うコンポーネントです。
入力ポートで各種シリアライザからデータを受け取り、そのデータを受け取ったシリアライザの形式のファイルとしてFTP、FTPSまたはSFTPで転送します。
このコンポーネントは、Proxy Serverを経由した通信には対応していません。

4.6.5.1 基本情報#

FTP/FTPS/SFTPエミッタの基本情報は、次の通りです。

項目 説明
ベース名 FTP/FTPS/SFTPエミッタ
説明 FTPまたはSFTPによるデータ転送を行います。
消費ポイント 2
ポート 入力:1
シリアライザ・コンポーネントから、ファイル形式のデータを受け取ります。受け取ったデータは、FTPまたはSFTPによって転送されます。

出力:0

システム:1
コンポーネントの稼働状況やエラー情報を出力します。出力するエラー情報の詳細は、「エラーコード一覧」をご覧ください。
その他 FTPまたはSFTPサーバーに対するテスト接続を行うことができます。詳細は「テスト接続」をご覧ください。

4.6.5.2 設定項目#

FTP/FTPS/SFTPエミッタの設定項目は、次の通りです。

項目 説明
名称 コンポーネントに付与する名前
※他のコンポーネント名と重複する事はできません。
ファイルプレフィックス ファイル名に付与するプレフィックス
自動起動無効 コンポーネントの自動起動を無効にする場合ON
SFTPを使う SFTPを使う場合ON
ホスト 送信先サーバーのホスト名かIPアドレスを指定
ポート 送信先サーバーのポート番号を指定
匿名アクセス ユーザー認証を行わない場合ON
※SFTPを使うがOFFの場合のみ選択可能です。
ユーザー名 認証ユーザー名を入力
※次の場合は入力可能です。
・SFTPを使うがOFFかつ匿名アクセスがOFF
・SFTPを使うがON
パスワード 認証パスワードを入力
※次の場合は入力可能です。
・SFTPを使うがOFFかつ匿名アクセスがOFF
・SFTPを使うがONかつ公開鍵認証がOFF
パスフレーズ パスフレーズを入力
※SFTPを使うがONかつ公開鍵認証がONの場合のみ入力可能です。
公開鍵認証 公開鍵認証を行う場合ON
※SFTPを使うがONの場合のみ選択可能です。
秘密鍵 秘密鍵をアップロード
※SFTPを使うがONかつ公開鍵認証がONの場合のみアップロード可能です。
暗号化 送受信するデータを暗号化する場合ON
※SFTPを使うがOFFの場合のみ選択可能です。
出力先ディレクトリ 送信先サーバー内の出力先ディレクトリを指定
起動後は前回送信するデータの続きからデータを出力する 起動後は前回送信したデータの続きからデータを出力する

4.6.5.3 テスト接続#

次の手順で、設定した接続先に対してテスト接続を行うことができます。

  1. 登録したFTP/FTPS/SFTPエミッタの設定画面を開きます。

  2. 「テスト」を押下します。

  3. 設定した接続先へのテスト接続が行われ、設定画面の下部に結果が表示されます。