4.2 フローエディタ
ここでは、フローエディタについて説明します。フローエディタは、SpeeDBee Synapseの操作画面です。
4.2.1 モードについて#
フローエディタには2種類のモードが存在します。
モード | 説明 |
---|---|
Edit Mode | データ収集フローの設定などを行います。権限がシステム管理者・管理者のユーザーのみ利用できます。 |
Run Mode | データ収集フローの運用を行います。すべての権限のユーザーが利用できます。 |
4.2.2 画面項目#
ここでは、フローエディタの画面項目について説明します。
4.2.2.1 Edit Mode#
Edit Modeのフローエディタの画面項目は次の通りです。
Edit Modeの画面は、 ① ヘッダ、 ② コンポーネントベース、 ③ パネル、 ④ データモニタ で構成されています。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 使用ポイント数 | 登録されたライセンスのポイント数と、使用されたポイント数が表示されます。 |
② | 言語選択フォーム | SpeeDBee Synapseの表示言語を、次の中から選択できます。 ・日本語 ・英語 |
③ | 停止ボタン | クリックすると、SpeeDBee Synapseに登録されたすべてのコンポーネントが停止します。 |
④ | 起動ボタン | クリックすると、SpeeDBee Synapseに登録されている、「自動起動無効」がOFFのコンポーネントがすべて起動します。 |
⑤ | ログアイコン | クリックすると、SpeeDBee Synapseの操作ログ画面が表示されます。 ※詳細は「各種ログ」をご覧ください。 |
⑥ | グラフアイコン | クリックすると、Grafanaの画面が表示されます。 ※詳細は「Grafanaとの連携」をご覧ください。 |
⑦ | 設定メニューアイコン | クリックすると、設定メニューが表示されます。 ※詳細は「設定メニュー」をご覧ください。 |
⑧ | マニュアル | クリックすると、マニュアル画面が表示されます。 |
⑨ | モード選択 | フローエディタの表示モードを、次の中から選択できます。 ・Edit Mode ・Run Mode ※権限がシステム管理者・管理者のユーザーでログインした場合のみ表示されます。 |
⑩ | ユーザー管理アイコン | クリックすると、ユーザー管理のメニューが表示されます。 ※詳細は「ユーザー管理」をご覧ください。 |
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 開閉アイコン | クリックすることで、コンポーネントベースの表示・非表示を切り替えることができます。 |
② | インジケーター | クリックすることで、各項目の表示・非表示を切り替えることができます。 |
③ | コンポーネントベース | パネルに登録することができるコンポーネントです。中央に、ベース名が表示されます。右上に、登録時に消費されるポイント数が表示されます。 |
- コンポーネントベースには次の種類があります。
種類 | リンク |
---|---|
Collector | 詳細は「コレクタ」をご覧ください。 |
Serializer | 詳細は「シリアライザ」をご覧ください。 |
Emitter | 詳細は「エミッタ」をご覧ください。 |
Logic | 詳細は「ロジック(イベント)」、「ロジック(リアルタイム分析)」をご覧ください。 |
Action | 詳細は「アクション」をご覧ください。 |
Custom | 詳細は「カスタムコンポーネントの作成・利用」の「概要」をご覧ください。 ※カスタムコンポーネントが追加されている場合のみ表示されます。 |
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | タブ | 表示するパネルを切り替えるための見出しです。 |
② | パネル追加アイコン | クリックすると、新しいパネルを追加することができます。 |
③ | コンポーネント検索ボックス | コンポーネントの位置を検索できるボックスです。 |
④ | ステータスタイムライン | クリックすると、コンポーネントのステータスを時系列順に並べた画面が表示されます。 ※詳細は「ステータスタイムライン」をご覧ください。 |
⑤ | 停止ボタン | クリックすると、パネル上のすべてのコンポーネントが停止します。 |
⑥ | 起動ボタン | クリックすると、パネル上の、「自動起動無効」がOFFのコンポーネントがすべて起動します。 |
⑦ | コンポーネント | パネルに登録されているコンポーネントです。 |
⑧ | フローリンク | パネルに登録されているフローリンクです。 ※フローリンクは、2つのコンポーネントをつなぎ、コンポーネント間にデータを流すオブジェクトです。詳細は「フローリンク」をご覧ください。 |
⑨ | 表示倍率 | パネルの表示倍率を変更できます。 |
- 詳細は「パネル」をご覧ください。
- "システム"という名前のパネルは、システムコンポーネント専用のパネルです。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 入力ポート | データの入力を受け付けるポートです。 ※1 クリックすると、ポートに流れているデータがデータモニタに表示されます。詳細は「データモニタ」をご覧ください。 ※2 右クリックすると、設定を行うことができます。詳細は「入力ポート」をご覧ください。 |
② | ステータスランプ | コンポーネントの稼働状況に応じた色が表示されます。 ※詳細は「ステータス一覧」をご覧ください。 |
③ | コンポーネントベース名 | コンポーネントのベース名が表示されます。 |
④ | 起動アイコン | クリックすると、コンポーネントが起動します。 |
⑤ | 停止アイコン | クリックすると、コンポーネントが停止します。 |
⑥ | 設定アイコン | クリックすると、コンポーネントの設定内容を表示します。 |
⑦ | コンポーネント名 | コンポーネント名が表示されます。 |
⑧ | データ量モニタ | コンポーネントが扱っているデータ量が表示されます。 |
⑨ | 出力ポート | データを出力するポートです。 ※1 クリックすると、ポートに流れているデータがデータモニタに表示されます。詳細は「データモニタ」をご覧ください。 ※2 右クリックすると、設定を行うことができます。詳細は「出力ポート」をご覧ください。 |
⑩ | システムポート | システムに関連するデータを出力するポートです。 ※1 クリックすると、ポートに流れているデータがデータモニタに表示されます。詳細は「データモニタ」をご覧ください。 ※2 右クリックすると、設定を行うことができます。詳細は「システムポート」をご覧ください。 |
- 詳細は「コンポーネント」をご覧ください。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 開閉アイコン | クリックすることで、データモニタの表示・非表示を切り替えることができます。 |
② | 表示サイズ調整グリップ | ドラッグしてマウスを上下に動かすことで、データモニタの表示サイズを調整することができます。 |
③ | 表示種類選択フォーム | データモニタの表示方法を選択できます。 |
④ | 選択ポート | 選択したポートが表示されます。 |
⑤ | 間引き間隔 | 表示するデータの間引き間隔を設定できます。 |
⑥ | 遅延時間 | 表示するデータの遅延時間を設定できます。 |
⑦ | モニタ表示エリア | 選択した種類のモニタが表示されます。 |
- 詳細は「データモニタ」をご覧ください。
4.2.2.2 Run Mode#
Run Modeのフローエディタの画面項目は次の通りです。
Run Modeの画面は、① ヘッダ、② パネル、③ パネルステータス、④ システムリソース、⑤ データモニタで構成されています。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 使用ポイント数 | 登録されたライセンスのポイント数と、使用されたポイント数が表示されます。 |
② | 言語選択フォーム | SpeeDBee Synapseの表示言語を、次の中から選択できます。 ・日本語 ・英語 |
③ | 停止ボタン | クリックすると、SpeeDBee Synapseに登録されたすべてのコンポーネントが停止します。 |
④ | 起動ボタン | クリックすると、SpeeDBee Synapseに登録されている、「自動起動無効」がOFFのコンポーネントがすべて起動します。 |
⑤ | ログアイコン | クリックすると、SpeeDBee Synapseの操作ログ画面が表示されます。 ※詳細は「各種ログ」をご覧ください。 |
⑥ | グラフアイコン | クリックすると、Grafanaの画面が表示されます。 ※詳細は「Grafanaとの連携」をご覧ください。 |
⑦ | マニュアル | クリックすると、マニュアル画面が表示されます。 |
⑧ | モード選択 | フローエディタの表示モードを、次の中から選択できます。 ・Edit Mode ・Run Mode ※権限がシステム管理者・管理者のユーザーでログインした場合のみ表示されます。 |
⑨ | ユーザー管理アイコン | クリックすると、ユーザー管理のメニューが表示されます。 ※詳細は「ユーザー管理」をご覧ください。 |
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | タブ | 表示するパネルを切り替えるための見出しです。 |
② | コンポーネント検索ボックス | コンポーネントの位置を検索できるボックスです。 |
③ | ステータスタイムライン | クリックすると、コンポーネントのステータスを時系列順に並べた画面が表示されます。 ※詳細は「ステータスタイムライン」をご覧ください。 |
④ | 停止ボタン | クリックすると、パネル上のすべてのコンポーネントが停止します。 |
⑥ | 起動ボタン | クリックすると、パネル上の、「自動起動無効」がOFFのコンポーネントがすべて起動します。 |
⑥ | コンポーネント | パネルに登録されているコンポーネントです。 ※コンポーネントは、データの収集、加工、分析、送信などを実現するモジュール群です。 |
⑦ | フローリンク | パネルに登録されているフローリンクです。 |
⑧ | 表示倍率 | パネルの表示倍率を変更できます。 |
- 詳細は「パネル」をご覧ください。
- "システム"という名前のパネルは、システムコンポーネント専用のパネルです。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 入力ポート | データの入力を受け付けるポートです。 ※クリックすると、ポートに流れているデータがデータモニタに表示されます。詳細は「データモニタ」をご覧ください。 |
② | ステータスランプ | コンポーネントの稼働状況に応じた色が表示されます。 ※詳細は「ステータス一覧」をご覧ください。 |
③ | コンポーネントベース名 | コンポーネントのベース名が表示されます。 |
④ | 起動アイコン | クリックすると、コンポーネントが起動します。 |
⑤ | 停止アイコン | クリックすると、コンポーネントが停止します。 |
⑥ | 設定アイコン | クリックすると、コンポーネントの設定内容を表示します。 |
⑦ | コンポーネント名 | コンポーネント名が表示されます。 |
⑧ | データ量モニタ | コンポーネントが扱っているデータ量が表示されます。 |
⑨ | 出力ポート | データを出力するポートです。 ※クリックすると、ポートに流れているデータがデータモニタに表示されます。詳細は「データモニタ」をご覧ください。 |
⑩ | システムポート | システムに関連するデータを出力するポートです。 ※クリックすると、ポートに流れているデータがデータモニタに表示されます。詳細は「データモニタ」をご覧ください。 |
- 詳細は「コンポーネント」をご覧ください。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 開閉アイコン | クリックすることで、パネルステータスの表示・非表示を切り替えることができます。 |
② | インジケーター | クリックすることで、各項目の表示・非表示を切り替えることができます。 |
③ | パネルステータス | パネルのステータスが表示されます。 |
④ | コンポーネントステータス | コンポーネントのステータスが表示されます。 |
- 詳細は「パネルステータス」をご覧ください。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | リフレッシュアイコン | クリックすると、表示内容が更新されます。 |
② | ゲージ | リソースの割合が表示されます。 |
- 詳細は「システムリソース」をご覧ください。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | 開閉アイコン | クリックすることで、データモニタの表示・非表示を切り替えることができます。 |
② | 表示サイズ調整グリップ | ドラッグしてマウスを上下に動かすことで、データモニタの表示サイズを調整することができます。 |
③ | 表示種類選択フォーム | データモニタの表示方法を選択できます。 |
④ | 選択ポート | 選択したポートが表示されます。 |
⑤ | 間引き間隔 | 表示するデータの間引き間隔を設定できます。 |
⑥ | 遅延時間 | 表示するデータの遅延時間を設定できます。 |
⑦ | モニタ表示エリア | 選択した種類のモニタが表示されます。 |
- 詳細は「データモニタ」をご覧ください。
4.2.3 画面操作#
ここでは、フローエディタの操作方法について説明します。
4.2.3.1 設定メニュー#
設定メニューの操作について説明します。
設定メニューの操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.1.1 サーバー設定#
次の手順で、サーバー設定の確認および更新、データベースの初期化を行うことができます。
-
設定メニューアイコンを押下します。
-
「サーバー設定」を選択します。
-
次の項目のうち、任意のものを入力し「保存」を押下すると、設定が更新されます。
項目 説明 サーバー サーバーインスタンス名 SpeeDBee Synapseに付与する名称。
Run Modeの全体パネルに表示され、エミッタのメッセージID等に使用される(複数台のSpeeDBee Synapse を利用している場合、それぞれに名称を設定することで、識別に利用可能)説明 SpeeDBee Synapseの用途などの説明 データベース ストレージパス データベースの保存先ディレクトリ ファイル型ストレージパス ファイル型データベースの保存先ディレクトリ DBログパス データベースのログの保存先ディレクトリ ストレージ保存期間(分) ストレージ上にデータを保持する時間。
時間が長い順にLong・Middle・Shortの3種類を設定可能メモリ保存期間(秒) メモリ上にデータを保持する時間。 -
「データベース初期化」を押下すると、データベースの内容が初期化されます。
-
「コア停止」を押下すると、SpeeDBee Synapseのコア機能を停止します。
-
「コア起動」を押下すると、SpeeDBee Synapseのコア機能を起動します。
4.2.3.1.2 カスタム(Python)#
Pythonカスタムコンポーネントの設定を行うことができます。詳細は「Pythonカスタムコンポーネント作成」をご覧ください。
4.2.3.1.3 カスタム(C)#
Cカスタムコンポーネントの設定を行うことができます。詳細は「C言語カスタムコンポーネント作成」をご覧ください。
4.2.3.1.4 Grafanaセットアップ#
Grafanaの設定を行うことができます。詳細は「Grafanaとの連携」をご覧ください。
4.2.3.1.5 サポート用ファイルダウンロード#
次の手順で、SpeeDBee Synapseのサポート担当に渡すファイルをダウンロードできます。
-
設定メニューアイコンを押下します。
-
「サポート用ファイルダウンロード」を選択します。
-
ダウンロードするファイルを選択します。
※基本的には「設定、ログファイルのみ」を選択してください。秘匿情報は、サポート担当より指示がない限り含める必要はありません。 -
「ダウンロード」を押下します。
-
サポート用ファイルがダウンロードされます。
「製造元への問い合わせ」の内容に沿って、サポート担当にお問い合わせください。
4.2.3.1.6 アクセストークン発行#
次の手順で、アクセストークンを発行することができます。 発行したアクセストークンは、「DBクエリサービス」、「Grafanaとの連携」、「制御プログラムとの連携」で使用することができます。
-
設定メニューアイコンを押下します。
-
「アクセストークン発行」を選択します。
-
次の項目を入力し、「発行」を押下します。
項目 説明 トークン名 トークンの識別名 有効期限 トークンの有効期限 アクセストークンの有効期限について
アクセストークンの有効期限を長くした場合、トークンが漏洩した際のセキュリティリスクが高くなります。 反対に、有効期限を短くすると、セキュリティは強化されますが、頻繁にアクセストークンを更新する必要があります。 あらかじめ定めた運用方針により、定期的にアクセストークンを更新することもご検討ください。
-
発行されたアクセストークンをコピーし、「閉じる」を押下します。
アクセストークンは一度しか表示されません。 この画面を閉じると同じトークンを取得することはできませんので、必ずコピーして保管してください。
-
発行したアクセストークンは、一覧に追加されます。
4.2.3.1.7 HTTP/HTTPS通信#
次の手順で、ユーザーのデバイスとSpeeDBee SynapseのHTTP通信についての設定を行います。
-
設定メニューアイコンを押下します。
-
「HTTP/HTTPS通信」を選択します。
-
以下の項目を入力し、「反映して再起動」を押下します。
項目 説明 バインドアドレス SpeeDBee Synapseがリクエストを受け付けるアドレス ポート SpeeDBee Synapseがリクエストを受け付けるポート 暗号化通信 暗号化通信(HTTPS)を利用する場合ON SSL/TLS証明書 暗号化のために使用するデジタル証明書
※証明書は、CA(認証局)から取得する必要があります。秘密鍵 SSL/TLS証明書に紐づけられた秘密鍵
※秘密鍵は、CA(認証局)から取得する必要があります。 -
設定反映のため、システム全体の再起動が行われます。再起動後、設定内容に合わせたURLで、SpeeDBee Synapseにアクセスすることができます。
https://<ホスト名orデバイスのIPアドレス>:<SpeeDBee Synapseがリクエストを受け付けるポート>/
http://<ホスト名orデバイスのIPアドレス>:<SpeeDBee Synapseがリクエストを受け付けるポート>/
4.2.3.2 実行ライセンス設定ダウンロード#
実行ライセンス環境用に、設定をダウンロードすることができます。詳細は「実行ライセンス」をご覧ください。
4.2.3.2.1 ソフトウェア情報#
次の手順で、ソフトウェア情報およびライセンス情報の確認・ライセンスの登録を行うことができます。
-
設定メニューアイコンを押下します。
-
「ソフトウェア情報」を選択します。
-
次の項目が表示されます。
項目 説明 ソフトウェア情報 バージョン SpeeDBee Synapseのバージョン ビルド番号 SpeeDBee Synapseのビルド番号 システム情報 プラットフォーム システムのプラットフォーム MACアドレス システムのMACアドレス ライセンス 期限 登録されたライセンスの有効期限 プラットフォーム 登録されたライセンスがサポートするプラットフォーム MACアドレス制限 登録されたライセンスがサポートするMACアドレス ポイント 登録されたライセンスに付与されているポイント ライセンス種別 登録されたライセンスの種別
ライセンスの登録
-
ライセンスキー入力欄に、ライセンスキーを入力します。
-
「保存」を押下します。
-
ライセンスが登録されます。登録したライセンスの情報が、画面に反映されます。
4.2.3.2.2 ポイントについて#
SpeeDBee Synapseのライセンスには、各機能を利用するためのポイントが付与されています。 SpeeDBee Synapseの機能を利用すると、その機能ごとのポイント数が消費されます。
ポイントが0になっているものは、ポイントを消費しません。
ポイントが2になっているものは、設定を保存し稼働させると2P消費します。
また同じ機能を同時に利用した場合の消費量も2Pのままです。
例えば、MQTTエミッタを2つ動作させても消費されるのは2Pとなります。
同時に利用したい機能分のポイントが不足する場合、コンポーネントを動作することができません。
同じ機能を同時に使用する場合の注意事項
同じ機能を同時に利用する場合、ポイント消費数はかわりませんが、無制限に動作を保証するものではありません。 ご利用のハードウェアスペック、動作させるアプリケーション、関連するシステムなどの影響を受けます。 詳しく知りたい場合、SALTYSTERまでお問い合わせ下さい。
4.2.3.3 ユーザー管理#
ここでは、ユーザー管理の操作について説明します。
4.2.3.3.1 追加#
次の手順で、ユーザーを追加することができます。
-
ユーザー管理アイコンを押下します。
-
「ユーザー管理」を選択します。
-
「追加」を押下します。
-
次の項目を入力し、「保存」を押下します。
項目 説明 無効にする チェックを付けると、ユーザーが無効になり、ログインができなくなります。 ログインID ログイン時に入力するID ユーザー名 ユーザーに付与する名前※省略可 権限 システム管理者:すべての操作が可能です。初期ユーザー"admin"に付与されており、1人以上必須です。
管理者:すべての操作が可能です。システム管理者の追加・更新・削除は不可です。
オペレーター:Run Modeの閲覧、およびコンポーネントの起動・停止が可能です。
閲覧者:Run Modeの閲覧が可能です。パスワード ログイン時に入力するパスワード Eメールアドレス ユーザーに紐づけるEメールアドレス※省略可 閲覧可能パネル ユーザーが閲覧可能なパネル※権限がオペレーター・閲覧者の場合のみ設定します。 -
ユーザーが追加されます。
4.2.3.3.2 編集#
次の手順で、ユーザー情報を編集することができます。
-
ユーザー管理アイコンを押下します。
-
「ユーザー管理」を選択します。
-
編集するユーザーの、編集アイコンを押下します。
-
次の項目を編集し、「保存」を押下します。
項目 説明 無効にする チェックを付けると、ユーザーが無効になり、ログインができなくなります。 ログインID ログイン時に入力するID ユーザー名 ユーザーに付与する名前※省略可 権限 システム管理者:すべての操作が可能です。初期ユーザー"admin"に付与されており、1人以上必須です。
管理者:すべての操作が可能です。システム管理者の追加・更新・削除は不可です。
オペレーター:Run Modeの閲覧、およびコンポーネントの起動・停止が可能です。
閲覧者:Run Modeの閲覧が可能です。パスワード ログイン時に入力するパスワード Eメールアドレス ユーザーに紐づけるEメールアドレス※省略可 閲覧可能パネル ユーザーが閲覧可能なパネル※権限がオペレーター・閲覧者の場合のみ設定します。 -
編集した内容が保存されます。
4.2.3.3.3 削除#
次の手順で、ユーザーを削除することができます。
-
ユーザー管理アイコンを押下します。
-
「ユーザー管理」を選択します。
-
削除するユーザーの、編集アイコンを押下します。
-
「削除」を押下します。
-
ユーザーが削除されます。
システム管理者について
システム管理者のユーザーは1人以上必須です。 システム管理者が1人の場合は削除できません。
4.2.3.3.4 プロフィール#
次の手順で、現在ログインしているユーザーの情報を確認することができます。
-
ユーザー管理アイコンを押下します。
-
「プロフィール」を選択します。
-
現在ログインしているユーザーについて、次の項目が表示されます。
項目 説明 ログインID ログイン時に入力するID ユーザー名 ユーザーに付与する名前※省略可 パスワード ログイン時に入力するパスワード Eメールアドレス ユーザーに紐づけるEメールアドレス※省略可 -
項目を編集して「保存」を押下すると、編集した内容が保存されます。
4.2.3.3.5 ログイン#
次の手順で、SpeeDBee Synapseにログインすることができます。
-
「http://{ SpeeDBee Synapseが稼働している環境のIPアドレス }:8120」にアクセスします。
-
ユーザーの「ログインID」と「パスワード」を入力して、「ログイン」を押下します。
-
SpeeDBee Synapseにログインします。
4.2.3.3.6 ログアウト#
次の手順で、SpeeDBee Synapseからログアウトすることができます。
-
ユーザー管理アイコンを押下します。
-
「ログアウト」を選択します。
-
SpeeDBee Synapseからログアウトします。
4.2.3.4 パネル#
ここでは、パネルの操作について説明します。
パネルの閲覧権限について
オペレーター・閲覧者ユーザーの場合は、ユーザー管理の設定にて、パネルごとに閲覧の権限を設定することができます。複数のパネルで別のデータ収集~出力・連携までのフローを作成し、オペレーター・閲覧者に任意のパネルのみを表示することが可能です。
4.2.3.4.1 追加#
次の手順で、パネルを追加することができます。
-
パネルのタブメニューにある、+アイコンを押下します。
-
パネルが追加されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.4.2 名前の変更#
次の手順で、パネル名を変更することができます。
-
パネルタブを右クリックします。
-
「パネル設定」を選択します。
-
パネル名を入力し、「保存」を押下します。
-
パネル名が、入力したものに変更されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.4.3 削除#
次の手順で、パネルを削除することができます。
-
パネルタブを右クリックします。
-
「削除」を選択します。
-
パネルが削除されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.4.4 表示#
次の手順で、パネルを表示することができます。
-
表示するパネルのタブをクリックします。
-
タブをクリックしたパネルが表示されます。
4.2.3.4.5 コンポーネント検索#
次の手順で、パネルに登録されているコンポーネントの位置を検索することができます。
-
パネルの右上の検索ボックスに、コンポーネント名を入力します。
-
候補の中から選択します。
-
選択したコンポーネントが、パネルの中央に表示されます。
4.2.3.4.6 表示倍率の調整#
次の手順で、パネルの表示倍率を調整することができます。
-
パネルの右下に、パネルの現在の表示倍率が表示されます。
-
スライドバーを+方向に動かすと表示を拡大し、-方向に動かすと表示を縮小します。
-
+を押下すると表示倍率を5%拡大し、-を押下すると表示倍率を5%縮小します。
-
全体表示ボタンを押下するとパネルに配置されたコンポーネント全体を画面に表示します。
4.2.3.4.7 全体パネル#
次の手順で、全体パネルを表示することができます。全体パネルは、各パネルの情報を表示するパネルです。
-
パネルタブで「全体」を選択します。
-
サーバーインスタンス名・パネルの一覧・各パネルのコンポーネントの稼働ステータスが表示されます。
-
「DETAIL」を押下すると、各パネルへ遷移します。
この操作はRun Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.4.8 パネルステータス#
パネル毎に、次の情報が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
コンポーネント数 | パネル上の全てのコンポーネントの数 |
カラム数 | パネル上の全てのコンポーネントのカラムの数 |
入力データ件数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ入力件数の合計 |
出力データ件数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ出力件数の合計 |
受信データ件数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ受信件数の合計 |
送信データ件数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ送信件数の合計 |
入力データバイト数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ入力バイト数の合計 |
出力データバイト数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ出力バイト数の合計 |
受信データバイト数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ受信バイト数の合計 |
送信データバイト数/分 | パネル上の全てのコンポーネントの、1分毎のデータ送信バイト数の合計 |
パネル上にある、稼働中のコンポーネントについて、次の情報が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
カラム数 | コンポーネントが出力するデータの項目数 |
入力データ件数/分 | 1分毎のデータ入力件数 |
出力データ件数/分 | 1分毎のデータ出力件数 |
受信データ件数/分 | 1分毎のデータ受信件数 |
送信データ件数/分 | 1分毎のデータ送信件数 |
入力データバイト数/分 | 1分毎のデータ入力バイト数 |
出力データバイト数/分 | 1分毎のデータ出力バイト数 |
受信データバイト数/分 | 1分毎のデータ受信バイト数 |
送信データバイト数/分 | 1分毎のデータ送信バイト数 |
この操作はRun Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.5 コンポーネント#
ここでは、コンポーネントの操作について説明します。
4.2.3.5.1 追加#
次の手順で、コンポーネントを追加することができます。
-
左メニューからコンポーネントを選び、アイコンをドラッグします。
-
パネルの上にドロップします。
-
一部のコンポーネントのみ、入力ポートに接続するコンポーネントの選択ダイアログが表示されます。接続するコンポーネントを選択して「選択」を押下します。
-
設定ダイアログが開くので、設定項目を入力して「保存」を押下します。
-
パネルにコンポーネントが追加されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.5.2 編集#
次の手順で、コンポーネントの設定を編集することができます。
-
コンポーネントの設定アイコンを押下します。
-
設定ダイアログが開くので、設定項目を編集して「保存」を押下します。
-
編集した設定が保存されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.5.3 削除#
次の手順で、コンポーネントを削除することができます。
-
コンポーネントの設定アイコンを押下します。
-
設定ダイアログが開くので、「削除」を押下します。
-
コンポーネントが削除されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.5.4 コピー&ペースト#
次の手順で、同じ設定内容のコンポーネントを複製することができます。
-
次のいずれかの方法で、コンポーネントをコピーします。
-
コンポーネントを右クリックし、「コピー」を選択します。
-
コンポーネントをクリックして選択した状態で、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「C」キーを押します。
-
-
次のいずれかの方法で、コンポーネントをペーストします。
-
パネルを右クリックし、「ペースト」を選択します。
-
キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「V」キーを押します。
-
-
コピーしたものと同じ設定内容をもつコンポーネントが作成されます。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.5.5 設定内容の確認#
次の手順で、コンポーネントの設定内容を確認することができます。
-
コンポーネントの設定アイコンを押下します。
-
ダイアログが開き、コンポーネントの設定項目と、その設定値が表示されます。
この操作はRun Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.5.6 稼働状況#
次の手順で、コンポーネントの稼働状況を確認することができます。
-
ステータス
ステータスランプに、コンポーネントの稼働ステータスが表示されます。稼働ステータスの詳細は、「ステータス一覧」をご覧ください。
-
データ量
コンポーネントの以下のデータ量が表示されます。
- 1分毎の入力・出力データ
- 1分毎の受信・送信データ
クリックすると、データの件数・バイト数のどちらを表示するか、切り替えることができます。
4.2.3.5.7 起動/停止#
次の手順で、コンポーネントを起動/停止することができます。
(全コンポーネント)
-
ヘッダの「起動」ボタンを押下します。
-
SpeeDBee Synapseに登録されている、全てのデータ収集フローの稼働を開始します。
-
ヘッダの「停止」ボタンを押下します。
-
SpeeDBee Synapseに登録されている、全てのデータ収集フローの稼働を停止します。
(パネル単位)
-
パネルの「起動」ボタンを押下します。
-
パネルに登録されているデータ収集フローの稼働を開始します。
-
パネルの「停止」ボタンを押下します。
-
パネルに登録されているデータ収集フローの稼働を停止します。
(コンポーネント単体)
-
コンポーネントの起動アイコンを押下します。
-
コンポーネントが起動し、処理を開始します。
-
コンポーネントの停止アイコンを押下します。
-
コンポーネントが停止し、処理を終了します。
権限が閲覧者のユーザーは、コンポーネントの起動/停止を行うことはできません。
4.2.3.6 フローリンク#
ここでは、フローリンクの操作について説明します。
この操作はEdit Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.6.1 追加#
次の手順で、フローリンクを追加することができます。
-
コンポーネントの出力ポートまたはシステムポートをドラッグします。
-
他のコンポーネントの入力ポートでマウスのボタンを離します。
-
コンポーネントの間にフローリンクが追加されます。
4.2.3.6.2 フィルタ#
フローリンクを右クリックすると、フローリンク上を流れるデータを制限する設定を行うことができます。 詳細は「フィルタ」をご覧ください。
4.2.3.6.3 削除#
次の手順で、フローリンクを削除することができます。
-
フローリンクを右クリックします。
-
「フローリンク削除」を選択します。
-
フローリンクが削除されます。
4.2.3.7 データモニタ#
コンポーネントのポートをクリックすると、ポートに流れているデータを、データモニタで確認することができます。
4.2.3.7.1 設定の変更#
種類の変更
次の手順で、データモニタの種類を変更することができます。
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データモニタの表示種類選択フォームをクリックします。
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種類を選択します。
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選択した種類のデータモニタが表示されます。
間引き間隔の設定
データモニタは、一定間隔ごとにデータを間引いて表示しています。
「間引き間隔(ミリ秒)」に間引きの間隔を入力すると、データモニタに反映されます。
遅延時間の設定
データモニタには、現在時刻から「遅延時間(ミリ秒)」を引いた時刻のデータが、最新値として表示されます。
「遅延時間(ミリ秒)」に値を入力すると、データモニタに反映されます。
4.2.3.7.2 分布#
1分の間にポートに流れたデータが、グラフに表示されます。 グラフには以下の情報が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
横軸 | 時刻。0は現在時刻から「遅延時間(ミリ秒)」を引いた時刻で、-xはその時刻からx秒前の時刻。 |
縦軸 | データの項目名 |
点 | データ |
点にカーソルを合わせると、データの内容・データが流れた時刻が表示されます。
4.2.3.7.3 最新値#
ポート上の全てのデータ項目において、以下の情報が表示されます。
- 最新値
- 最新値が流れた時間
データの値が変化したものは、赤色で表示されます。
クリアボタンを押下すると、赤色に変化したデータ項目が、元の色に戻ります。
4.2.3.7.4 テーブル#
ポートに流れたデータが、テーブル形式で表示されます。テーブルには以下の情報が表示されます。 1ページ毎に表示するテーブルの行数は、データモニタの高さによって自動で調整されます。
項目 | 説明 |
---|---|
列 | データの項目名。列数は最大で8。 |
行 | データが流れた時刻。行数は最大で100。 |
内容 | データ |
テーブルの行数が1ページに収まらない場合、ページを切り替えることができます。
ポート上のデータ項目数が8を超える場合、テーブルの列の見出しを選択すると、その列に表示するデータ項目を変更することができます。 空白を選択すると、その列は非表示になります。
4.2.3.7.5 ファイル#
データがファイル形式の場合、以下のファイルの情報が表示されます。
- ファイルサイズ...ファイルのサイズ。
- メディアタイプ...ファイルのメディアタイプ。
- タイムスタンプ...ファイルの内容に入っているデータの時刻範囲
- ファイルの内容
4.2.3.8 システムリソース#
ここでは、システムリソースについて説明します。
この操作はRun Modeでのみ行うことができます。
4.2.3.8.1 CPU#
ゲージにカーソルを合わせると、以下の情報が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
使用率 | SpeeDBee Synapseの現在のCPU使用率 |
最大使用率 | SpeeDBee SynapseのCPU使用率の最大値 |
ゲージの濃い色の部分が現在のCPU使用率、薄い色の部分が動作中に達した最大CPU使用率を表します。
ゲージの色は、CPU使用率のパーセンテージに合わせて、次の表のように変化します。
パーセンテージ | 色 |
---|---|
0~40 | 緑 |
40.1~70 | 黄 |
70.1~100 | 赤 |
リフレッシュアイコンを押下すると、最大使用率がリセットされます。
4.2.3.8.2 MEMORY#
ゲージにカーソルを合わせると、以下の情報が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
使用率 | SpeeDBee Synapseの現在のメモリ使用率 |
使用量 | SpeeDBee Synapseの現在のメモリ使用量 |
最大使用量 | SpeeDBee Synapseのメモリ使用率の最大値 |
最大メモリサイズ | システム全体のメモリサイズ |
ゲージの色付きの部分が、メモリ使用率を表します。
ゲージの色は、メモリ使用率のパーセンテージに合わせて、次の表のように変化します。
パーセンテージ | 色 |
---|---|
0~40 | 緑 |
40.1~70 | 黄 |
70.1~100 | 赤 |
リフレッシュアイコンを押下すると、最大使用量がリセットされます。
4.2.3.8.3 DISK#
ゲージにカーソルを合わせると、以下の情報が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
使用率 | 最大ディスク容量に対する、SpeeDBee Synapseの現在のディスク使用の割合 |
使用量 | SpeeDBee Synapseの現在のディスク使用量 |
最大ディスク容量 | SpeeDBee Synapseが使用できるディスクの最大容量 |
ディスクフル予想時間 | 1分間のディスク使用量の増加をもとに算出された、ディスク使用量がディスク最大容量に達するまでの予想時間 ※ディスク使用量の増加がない場合は表示されない |
ゲージの色付きの部分が、ディスク使用率を表します。
ゲージの色は、ディスク使用率のパーセンテージに合わせて、次の表のように変化します。
パーセンテージ | 色 |
---|---|
0~40 | 緑 |
40.1~70 | 黄 |
70.1~100 | 赤 |