10.3 インストール
本節では、インストール手順およびアンインストール手順について説明します。
10.3.1 インストール#
下記の手順で、i-Triggerをインストールできます。なお、SpeeDBee Synapseとi-Triggerは、必ず同じバージョンを利用してください。
Windowsでは、SpeeDBee Synapseのインストール時に、同時にインストールします。「インストール(Windows)」を参照してください。
ファイルを配置
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i-Triggerのファイルを、インストール対象のデバイス内(/tmpディレクトリ)へ配置します。下記は、Windows PowerShellからscpコマンドで配置する例です。
※同一バージョンのSpeeDBee Synapseのインストールが済んでいる場合は、SpeeDBee Synapseの転送は不要です。PS >scp speedbeesynapse_ubuntu20_x.x.x-r0_amd64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp PS >scp speedbeesynapse-itrigger_ubuntu20_x.x.x-r0_amd64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。※同一バージョンのSpeeDBee Synapseのインストールが済んでいる場合は、SpeeDBee Synapseの転送は不要です。PS >scp speedbeesynapse_ubuntu22_x.x.x-r0_amd64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp PS >scp speedbeesynapse-itrigger_ubuntu22_x.x.x-r0_amd64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。※同一バージョンのSpeeDBee Synapseのインストールが済んでいる場合は、SpeeDBee Synapseの転送は不要です。PS >scp speedbeesynapse_ubuntu22_x.x.x-r0_arm64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp PS >scp speedbeesynapse-itrigger_ubuntu22_x.x.x-r0_arm64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。※同一バージョンのSpeeDBee Synapseのインストールが済んでいる場合は、SpeeDBee Synapseの転送は不要です。PS >scp speedbeesynapse_raspi_bookworm_x.x.x-r0_arm64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp PS >scp speedbeesynapse-itrigger_raspi_bookworm_x.x.x-r0_arm64.deb (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス):/tmp
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。
インストール及び起動
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sshを使用してデバイスへログインします。下記はWindows PowerShellからsshコマンドでログインする例です。
PS >ssh (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス)
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下記のコマンドを実行し、i-Triggerをインストールします。
- SpeeDBee Synapseを同時インストール(アップデート)する場合
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse_x.x.x-r0_amd64.deb /tmp/speedbeesynapse-itrigger_ubuntu20_x.x.x-r0_amd64.deb
- i-Triggerのみインストール(アップデート)する場合
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse-itrigger_ubuntu20_x.x.x-r0_amd64.deb
- SpeeDBee Synapseを同時インストール(アップデート)する場合
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse_ubuntu22_x.x.x-r0_amd64.deb /tmp/speedbeesynapse-itrigger_ubuntu22_x.x.x-r0_amd64.deb
- i-Triggerのみインストール(アップデート)する場合
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse-itrigger_ubuntu22_x.x.x-r0_amd64.deb
- SpeeDBee Synapseを同時インストール(アップデート)する場合
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse_ubuntu22_x.x.x-r0_arm64.deb /tmp/speedbeesynapse-itrigger_ubuntu22_x.x.x-r0_arm64.deb
- i-Triggerのみインストール(アップデート)する場合
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse-itrigger_ubuntu22_x.x.x-r0_arm64.deb
- SpeeDBee Synapseを同時インストール(アップデート)する場合
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse_raspi_bookworm_x.x.x-r0_arm64.deb /tmp/speedbeesynapse-itrigger_raspi_bookworm_x.x.x-r0_arm64.deb
- i-Triggerのみインストール(アップデート)する場合
※x.x.xの部分には、バージョン番号が入ります。
$ sudo apt install /tmp/speedbeesynapse-itrigger_raspi_bookworm_x.x.x-r0_arm64.deb
- SpeeDBee Synapseを同時インストール(アップデート)する場合
上記のコマンドによりSpeeDBee Synapse本体のサービスが再起動します。
10.3.2 アンインストール#
下記の手順で、デバイスからi-Triggerをアンインストールすることができます。Windowsについては、「アンインストール(Windows)」を参照してください。
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sshを使用してデバイスへログインします。下記はWindows PowerShellからsshコマンドでログインする例です。
PS >ssh (アカウント名)@(デバイスのIPアドレス)
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下記のコマンドを実行し、i-Triggerをアンインストールします。
または$ sudo apt remove speedbeesynapse-itrigger
上記いずれのコマンドでも、アンインストール時の動作に違いはありません。$ sudo apt purge speedbeesynapse-itrigger
上記のコマンドによりSpeeDBee Synapse本体のサービスが停止します。 再び起動する場合は、SpeeDBee Synapseの制御を参考にサービスを起動してください。
アンインストール時の注意
i-Triggerをアンインストールした状態で、SpeeDBee Synapseのサービスを起動すると、i-Trigger関連(VIDEOコレクタ)などの設定が残っていた場合、それらの設定は削除されます。
再度i-Triggerをインストールする場合の手順は、「インストール」に記載の手順と同じです。