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未来の中枢

次世代型IoT
ミドルウェア

スピードビーシナプス

SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)は、リアルタイムでのデータ収集と高度な分析能力を核として、多種多様なデータがある現場の課題に迅速かつ的確に対応するための、IoT/DX向けのソフトウェアです。

製造現場の多種多様な工程で使われる、様々な設備からのデータ収集を起点に、データの集約・保存、分析、データ送信、外部システムとの連携に至るまで、製造過程の全域にわたる一連のDX機能を提供します。

次世代スマートファクトリーのキーテクノロジー

ここがポイント!

直感的な操作で監視・制御・連携・拡張

SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)では、設備の制御や、異常検知時の通知などの送信、外部システムとの連携・拡張などの機能を通じて、製造プロセスの効率化、品質向上、コスト削減を実現することで、運用の最適化、生産性の向上、予測保全によるダウンタイムの削減などが可能です。

また、柔軟なシステム連携機能を備えている為、既存の生産管理システムやERP、その他のビジネスアプリケーションとのシームレスな統合を実現します。

ここがポイント!

開発環境からシステム運用まで

SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)は、DXを実現する為に必要なIoTシステムを開発するための開発環境としての使い方(開発ライセンス)、開発したシステム及び既存のシステム・構成にて、必要な機能だけを使いシステム運用するための使い方(実行ライセンス)をご提供します。

フルスクラッチでの開発にお悩みの方、既存のシステムへ導入できるソフトウェアの選定でお悩みの方など、幅広くご対応可能ですので、是非お気軽にご相談ください。

DXを爽快に!今までにない操作感で時代を先取る!

ここがすごい!

フローエディタ
複雑なデータ処理をシンプルに実現

フローエディタにより、データの処理過程が一目瞭然。絵を描くように、さまざまなコンポーネントを線で繋ぎ合わせ、要望に応じたデータフローの作成が可能です。複雑なデータ処理を直感的に繋ぎ合わせ、データの収集から、分析、制御、送信・連携を簡単に実現します。

ここがすごい!

セキュリティ
認証・ユーザー管理

認証と権限管理でシステムを安心安全に開発、運用できます。
ユーザ管理の認証、Web-APIのトークン認証、UIのhttps有効化も画面から設定し、簡易権限の付与も可能です。

  • ログイン画面からアクセス
  • 管理者:設定変更、全ての操作が可能
  • オペレーター:権限のあるパネルへの操作のみが可能
  • 閲覧者:権限のあるパネル参照のみ可能

ここがすごい

機能のコンポーネント化で
処理間の連携がよりが柔軟に

コンポーネントごとの状況(起動・停止の確認、警告・異常の有無など)を時間の流れに沿った「ステータスタイムライン」などで確認。稼働中のデータ量の把握、データの入出力件数やデータサイズなどの基本情報を手軽にチェックできます。

またコンポーネント単位で設定変更、再起動が可能なため
該当コンポーネントのみの操作で、他のコンポーネントは影響を受けません。

ここがすごい

データベースの進化
実績をもとに、知見を活かして大幅強化

  • データの永続化期間(短・中・長期)の選択
  • 時系列データベースに対するSQLをサポート
  • 新しいウィンドウ関数をサポート
  • その他チューニングの実施
  • 100%自社開発だからできる機能強化

ここがすごい

SQL Web-API / 制御Web-API
汎用SQLでより身近に

API連携

Web-APIを介し、他システムからSpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)を操作することが出来るため、外部からコンポーネントの操作(起動、停止、状態の確認)が可能となります。この制御用APIは将来的にさらに多くの機能で拡張される予定です。これら全ての機能を通じて、 SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)はビジネス運営の効率化とスムーズな運用をサポートします。

汎用SQL連携

時系列データベースに保存された情報を、SQLで簡単に検索することが出来ます。データベース管理者や開発者が使いやすい様に、一般的なSQL構文を採用しているため汎用性にも優れています。

ここがすごい

開発環境としての利点
操作・カスタム・デバックが簡単

複雑な処理も直感的に

直感的な操作に加え、システムの稼働状況を色(緑、橙、赤)で瞬時に判別することが可能です。データの動き、値をポイントごとに追跡し、ログ情報と共に機能の起動・停止でデバッグを行えるため、開発の生産性が大幅に向上します。また、Pythonでユーザー自身が独自の機能を開発し、組み込むことも可能です。標準機能だけでは満足できない特殊要件も、柔軟に対応できるためお客様に最適な開発環境を提供し、その可能性を無限に広げることができます。

実用的な機能

ここが使える

カメラ連携機能
専用ビューワでチョコ停監視

製造現場の”ドラレコ”

既存の設備に取り付け可能、PLC、センサー等の機器データと動画を紐付け切り出します。製造ラインに異常が発生した際に、PLCやセンサーから、異常発生前後の数値データ、カメラで撮影した動画データを、前後の指定時間を含んだ範囲で
自動的に切出し指定のファイル書式で保存します。紐づく動画データと、機器からの数値データはセットで専用のビューワ画面から表示できるため、異常発生時の状況を視覚的にも数値データとしても確認ができます。

ビューワ画面からは、常時録画再生、イベント録画再生、ライブ再生が利用できます。

ここが使える


実行ライセンス

開発ライセンスでシステム構築、横展開は安価な実行ライセンス

コストを抑えてシステム運用が可能

SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)の利用にはライセンスが必要です。
全機能が使える「開発ライセンス」でIoTシステムを開発・構築した場合、システムの運用時に実際に必要な機能は絞られてくるケースが多いため、SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)では、一部機能が使用できる実行環境向けのライセンスを使い、システム運用することをおすすめします。

実行ライセンスは、開発ライセンス環境で構築された設定を引継ぎ、複数環境で動作させることができます。また、システムの基幹部分は変更・設定ができないように制限されているため、間違って設定をしてしまうなどの事故も防げます。

実行ライセンス

スピードビーシナプス

システムイメージ

SpeeDBee Synapse スピードビーシナプス 利用レシピ

レシピ

PLC連携
FA見える化(PLCの見る化、ラインの稼働状況の可視化)

PLCを利用して、データ収集し可視化するためにGOT・SCADA系の製品群を使用する方法は広く浸透していますが、対応するハード機器・各ユニットの導入も必要になるなど、導入にはある程度の知識・知見が必要です。
また、時系列でのデータの紐づけが難しい、異なるPLCメーカー・機器との連携に制限があるケース、外部の別システムとの連携や、遠隔利用に制約があることも多く見受けられます。

SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)では、工場内LANを活用し、新しいFAの見える化の実現が可能です。
PLCで取得したデータは、SpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)の機能によって自動的にグラフ化されます(Grafanaプラグイン利用)。Grafanaのダッシュボード表示を変えるだけで、生データの可視化から製造ラインの稼働監視を簡単に実現することができます。

PLC情報生データ
同じデータでダッシュボードの表示の仕方を変更

レシピ

デバイス・機器との組み合わせで広がる可能性
PLC x カメラ x センサー

SpeeDBee Synapse (スピードビーシナプス)はPLCをはじめ、CNC、センサー、カメラ、RFID等、製造現場でよく使われる様々な機器、デバイスと繋がり、異なるデータを紐づけて管理します。

既存のシステムへの後付け、開発から実運用まで幅広くお使い頂けるソフトウェアです。収集したデータをグラフツールで見える化するのはもちろん、現場の状況を事務所や本社から遠隔監視するだけではなく、どこで異常が発生しているのか、直感的なパネル配置やデータの状況をチェックできるステータスタイムライン機能の活用で、迅速な原因究明・状況把握が可能です。

カメラ機能と連携する場合は、ビューワ画面で、数値データと紐付いたイベント録画再生の他、常時録画再生とライブ再生が利用可能です。

SpeeDBee Synapse
スピードビーシナプス
ユーザーガイド

基本機能一覧

全般

ユーザー管理ログインユーザー管理と権限設定
サーバ設定サーバ・データベース情報の設定
コンポーネント制御全体・パネル・コンポーネント単位での起動・停止制御
フローーエディタ
 ▶︎編集モードコンポーネントの配置、連結の設定
 ▶︎運転モード稼働状況の監視
ログ管理操作ログ・システムログの参照とダウンロード
Grafana連携ダッシュボードの自動生成
※ Grafana 10.4.5、または Grafana 9.5.9をご利用ください。
※Grafana 11.xには現在対応していません。
モード切り替え編集・運転モードの切り替え
データモニタリングコンポーネント入出力ポートのデータモニタリング
タイムライン各コンポーネントの稼働状況のタイムライン表示
パネルステータスパネル情報の表示
システムリソースシステム情報の表示(CPU・メモリ・ストレージの利用率)
カスタムコンポーネントユーザーが登録したカスタムコンポーネントの管理

★カスタムコンポーネントは、コレクタ、ロジック、アクション、シリアライザ、エミッタの全ての機能をユーザ側で開発することが出来ます。作成したコンポーネントはSpeeDBee Synapse(スピードビーシナプス)に機能実装されます。

シリアライザ・アクション・ロジック

シリアライザログインユーザー管理と権限設定
  ▶︎JSONデータをJSON形式に変換
  ▶︎CSVデータをCSV形式に変換
アクション
 ▶シェルコマンドシェルコマンドの実行
 ▶メール送信メール送信
 ▶Modobus書き込みModbus/TCP対応機器への書き込み
 ▶PLC書き込みPLC機器への書き込み
ロジック編集・運転モードの切り替え
 ▶イベントデータ条件合致した場合のみ、新たに別データとして登録
 ▶イベントトリガ条件合致している区間の情報を出力
 ▶基本統計収集したデータに対する基本統計後のデータを別データとして登録
 ▶FFTFFTした結果をデータとして登録
 ▶移動平均移動平均値をデータとして登録

コレクタ

PLCコレクタ
 ▶各PLCメーカーの通信プロトコルによるデータ収集
  (※詳細は「コレクタ」以下の「PLC」の欄を参照してください)
Modbus TCPコレクタ
 ▶Mobus TCPプロトコルによるデータ収集
EthernetIPコレクタ
 ▶Ethernet/IPのExplicit Messageによるデータ収集
MQTTコレクタ 
 ▶MQTTプロトコルのsubscribeによるデータ収集
リソースコレクタ 
 ▶稼働マシンのシステムリソース(CPU、メモリ)の収集
演算コレクタ
 ▶他データの演算結果を登録するコレクタ

PLC

レジスタデータ読込み
 ▶生データ
 ▶収集データの数値変換
 ▶収集データの登録条件
 ▶収集データの基本統計
収集タイミング
 ▶一定周期
読込み方式
 ▶個別取得
 ▶一括取得
レジスタデータ書込み
 ▶直値(固定)書込み
 ▶コレクタのデータ書込み
 ▶イベントトリガの値
各種プロトコル
 ▶三菱3E(MCプロトコル)
 ▶三菱1E(MCプロトコル)
 ▶JTEKT(コンピュータリンク)
 ▶OMRON(fins)
 ▶MODBUS TCP
 ▶MODBUS RTU
 ▶MEWTOCOL
各種プロトコルは対応予定が含まれている場合もあります。詳細はお問い合わせください。

エミッタ

Azureエミッタ
 ▶Azure IoT Hub向けにデータ送信
AWS IoT Coreエミッタ
 ▶AWS IoT Core向けにデータ送信
FTP/FTPS/SFTPエミッタ
 ▶ファイル転送プロトコルによる収集データファイルの送信
MQTTエミッタ
 ▶MQTTプロトコルのpublishによるデータ送信
Fileエミッタ
 ▶稼働マシン上に収集データをファイルとして保存

i-Trigger(拡張パッケージ)

カメラ連携と関連する機能は、「i-Trigger拡張パッケージ」として含まれており、別途インストール必要があります。

i-Trigger拡張パッケージについては「SpeeDBee Synapse ドキュメント 10. i-Trigger(拡張パッケージ)」を参照してください

ライセンス

開発ライセンス

購入タイプ

買取型

250,000 円(税抜)

SpeeDBee Synapseの全機能が使用可能です
【初期購入1年目必須】
・アップデート保守
50,000円(税抜)
・PS10サポート
100,000円(税抜)

サブスクタイプ

1年ごとに更新

100,000 円 (税抜)

SpeeDBee Synapseの全機能が使用可能です
【初期購入1年目必須】
・PS10サポート
100,000円(税抜)
※サブスクタイプはアップデート保守含む

※PS10サポートは、年間10時間のチケット制で弊社の技術サポートが使えるサービスです

実行ライセンス

ベーシック

買取型

50,000 円(税抜)

【含まれる機能】
・標準搭載機能
 PLCコレクタ
 CSVシリアライザ
 JSONシリアライザ
 Grafana連携
 ファイルエミッタ

アドバンスト

買取型

100,000 円 (税抜)

【含まれる機能】
・標準搭載機能
 ベーシックライセンスに含まれる機能は全て利用可能
・最大10ポイントまでの機能
※ 最大10ポイントで同時稼働できる機能を自由にお使いいただけます
※ポイント詳細は下記「ポイント一覧」をご確認ください

標準搭載機能(ベーシック・アドバンスト共通)

  • DBクエリサービス:
    SpeeDBee Synapse内で集めたデータへの問い合わせを受け付けるコンポーネントで、データ収集やデータ参照は行わず、外部からのSQLを処理するために使用
    Grafanaプラグインを利用し、Grafanaでのデータの可視化が利用できます(自動作成&手動作成)
  • イベントデータマネージャー:
    拡張パッケージ「i-Trigger」で記録されるイベントデータの定期削除などを行う特殊なコンポーネント、i-Triggerを使用する場合に起動し利用する
  • エラーマネージャー:
    SpeeDBee Synapse内で発生した全コンポーネントのエラー検知
  • コアインターナル:
    異常終了検知
  • リソースコレクタ:
    システム稼働状況の情報取得:CPU使用率、メモリ消費など

※11ポイント以上の機能を利用したい場合は別途ご相談ください。

ポイント一覧

分類機能ポイント
標準搭載DBクエリサービス
SpeeDBee Synapse内で集めたデータへの問い合わせを受け付けるコンポーネント
データ収集やデータ参照は行わず、外部からのSQLを処理するために使用
エラーマネージャー
SpeeDBee Synapse内で発生した全コンポーネントのエラー検知
コアインターナル
異常終了検知
リソースコレクタ
システム稼働状況の情報取得:CPU使用率、メモリ消費など
CSVシリアライザ
指定データをCSV形式へ加工する
JSONシリアライザ- 
指定データをJSON形式へ加工する
Fileエミッタ- 
収集したデータをファイルとして、ストレージへ保存する
イベントデータ
マネージャー

カメラ連携機能、拡張パッケージ i-Trigger で記録されるイベントデータの定期削除などを行う特殊なコンポーネント
i-Triggerを使用する場合に起動し利用する
コレクタPLCコレクタ
※ メーカ、プロトコル毎ではなく、対応済みの全メーカが対象です
※ 標準搭載機能です
MODBUS TCP コレクタ2P 
MODBUS TCP 対応機器からデータ収集を行う
Ethernet IPコレクタ2P 
Ethernet/IP対応機器からデータ収集を行う
MQTTコレクタ2P 
MQTTプロトコル(Subscribe)によるデータ収集を行う
演算コレクタ2P 
収集データを使った演算の結果を新しい別データとして登録する
エミッタAWSエミッタ2P 
AWS IoT Core向けにデータ送信を行う
※ AWSのご契約はお客様ご自身で行なってください
Azureエミッタ2P 
Azure IoT Hub向けにデータ送信を行う
※ Azureのご契約はお客様ご自身で行なってください
MQTTエミッタ2P 
MQTTプロトコル(Publish)によるデータ送信を行う
FTP/FTPS/SFTP
エミッタ
2P 
FTP、FTPSまたはSFTPによるデータ転送を行う
ロジックイベントデータ2P 
収集したデータを条件判定し、条件合致した場合のみ、新たに別データとして登録する
イベントトリガ2P 
収集したデータを条件判定し、条件合致している区間の情報を出力する
基本統計2P 
収集データに基本統計を行った結果を、データとして出力する
FFT2P 
収集データにFFT解析を行った結果をデータとして出力する
移動平均2P 
収集データの移動平均値を、データとして出力する
アクションPLC書込み2P 
PLCの指定アドレスへ値を書き込む
Modbus書込み2P 
Modbus TCP対応機器の指定アドレスへ値を書き込む
Shellコマンドアクション2P 
収集したデータを使った任意のシェルコマンドを実行する
メール送信2P 
収集したデータを使ってメール送信を行う
i-Trigger 拡張パッケージビデオコレクタ2P 
ネットワークカメラの映像を受信して、指定ディレクトリ内にファイル保存するコンポーネント
ビデオコレクタが保存した動画は、常時録画された動画として、ビューワで再生可能
イベントレコーダー2P
イベント検出後のデータを集めて、JSON形式で出力するコンポーネント
本体機能のイベントトリガと組み合わせて使用する
その他カスタム2P
Python、C言語でユーザー自身でコンポーネントを作成できる
※カスタムUIの設定も可能

◾️ポイント制機能について

  • 1つでもコンポーネントを登録していて、起動させると該当のポイント数を消費します。
  • 同じコンポーネントであれば、起動するコンポーネント数は増えても、消費ポイント数は変わりません。
  • ビデオコレクタは、通常のライセンス(開発、実行いずれも)で、標準で最大カメラ4台までが同時起動可能です
  • カメラ台数追加の拡張ライセンスを購入すると、10台、20台、30台の範囲で、同時稼働数を増やすことができます。
    (台数の拡張ライセンスは買取型のみとなります)

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