エッジコンピューティングを可能にするDBエンジン
高速 時系列 データベース
組込みシステム向け
時系列でデータを管理
稼働停止しないリング構造
高速データ収集
データ前処理機能
データを取りこぼさない
データを収集しながらリアルタイムに分析
管理構造の異なるデータを共存管理
各種インデックスアルゴリズム対応
双方向レプリケーションによる
データ統合
データ前処理:クレンジング etc
取りこぼしがない
高速データ登録
保存・分析ができる
データベース
古いデータは自動削除で
止まらない
SpeeDBee(スピードビー)/
データベース
SpeeDBee(スピードビー)は組込みシステム専用のデータベースとして、50KB~700KB程度の小さなモジュールサイズ、止まらないシステム(連続稼働)に耐えられる構造、多種多様なデータ検索に対応した検索アルゴリズムへの対応、TRON系・Linux・Windows・Non-OSで稼働するマルチプラットホームにも対応するデータベースエンジンを設計コンセプトにしており、多機能ながら移植性に大変優れたデータベース製品です。
実績
ライセンス導入実績
組込み用データベース SpeeDBee(スピードビー)は、リレーショナル構造(RDB)、キーバリューストア構造(KVS)、時系列構造(TimeSeries)をもったデータベースとして、工作機械・家電製品・計測機器・通信機器・IoTシステム・リアルタイム分析等のデータ管理システムなどに導入されています。
製品・システム | OS | 概要 |
---|---|---|
計測器 | VxWorks | 商品・計測データ管理 |
DJ機 ※海外メーカ | μiTRON/Win/Mac | 楽曲データ管理と高速頭出し |
IP-PBX | Linux | PBX情報管理、ログ管理 |
グループウェア | Linux/Windows | スケジュール管理、文書管理、ワークフロー |
映像監視 | μiTRON | 画像ヘッダー管理、データ検索 |
Androidログ分析ツール | Android | ログ収集、ログ可視化、ログ分析 |
ハンディターミナル | Windows | バーコードデータ管理 |
工作機械 | WindowsCE/Embedded | 部品情報管理、ログ情報管理 |
DLNAコンテンツ管理システム | Windows | 動画、写真、音楽情報の管理と高速コンテンツ検索 |
環境試験機 | Linux | 試験データ管理、操作ログ管理、制御ログ管理 |
データ検索用インデックス | Solaris/Linux/Windows | 既存システムの検索機能強化(RDBMSなど) |
RDBMS管理 | Linux/Windows | DBメンテナンスツール |
マルチメディア管理システム | Windows | 各種データ管理と高速データ検索 |
データロガー | Linux/μiTRON | データ管理 |
ナビメーカー | Android | ナビ用ログ収集システム、異常ログ検索&可視化システム |
端末アクセス情報管理 | Linux | デバイス情報、アクセス情報、ログ情報管理 |
カーナビ | Linux/eT-Kernel | 施設情報管理、高速差分更新 |
携帯電話アプリ | Android | 電話帳/メールなどの検索性能UP、機能強化 |
SpeeDBee
データベースタイプ
弊社のデータベース製品は100%自社開発です
導入事例
データロガー & 機材管理
管理構造の異なるデータモデルの取りまとめ
止まらないデータベースエンジン
リレーショナル構造(RDB)、キーバリューストア構造(KVS)など、取り扱うデータに適したデータベースモデルを適用する事で、異なる管理構造のデータを取りまとめる事ができます。部品・機材管理やデータロガーの機能をアプリケーションから一元的に管理することで上位システムとの連携も容易になります。また、SpeeDBee(スピードビー)のKVS型データベースはリング構造でフラグメンテーションを発生させないため、定期メンテナンスによりにシステムを停止する必要はありません。
適用事例
工作機器、データロガー等
多種多様なデータ検索
各種インデックスアルゴリズム
高速差分更新
完全一致、範囲、空間、曖昧、フリーワード、絞り込み等、各種インデックスアルゴリズムを実装しているため、多様なデータ検索が可能です。データベース処理を介さず、バイナリイメージでデータベースをアップデートする高速差分更新も研究開発を進めています。
適用事例
・ カーナビの施設情報管理(専用データベース)
・ DJ機の楽曲情報管理(KVS)
・ Androidログ/LAP(KVS)
・ 番組表の情報管理(KVS)
・ DLNAコンテンツの管理(KVS)
データ収集・分析装置
高速なデータ収集とリアルタイム
データ分析
共有メモリを介して大量データを高速にデータベースに取り込み、データベース内の機能で、異なる周期データの取り纏め、リアルタイム分析、ストレージへのバックアップ、リアルタイム分析、上位システムへの連携を行います。コアプロセッサを使用することでデータを取り込みながら高速にデータを分析します。
制御環境と操作環境での
データ統合
双方向レプリケーションによるデータの統合
ソフトPLCとの連携
KVS型のデータベースは、外部プロセスからIn Memory DBにアクセスするためSpeeDBeeサーバにて管理します。高速な処理(100ms)を行うデータベースは、In Memory DBに設定し、PLC~GUI間でレプリケーションを構築。SDへの書き込み回数を抑えるため、DBサーバ上で、更新単位ではなく定周期でコミット(Flush&Sync)を行います。(※ Flush前に電断されると、ファイル上のデータベースに反映されないデメリットあり)
ログDBはリング構造で、古いデータは自動削除します。
PCなどの外部からは、クライアントライブラリを利用してデータベースを参照、更新を行います。
機能詳細・仕様
基本スペック
項目 |
---|
データ管理モデル |
フットプリント(kb) |
リアルタイム分析 |
実装形式 |
インターフェイス |
最大DBサイズ テーブル数 |
最大レコード数 |
データ型 |
ーー |
ーー |
ーー |
ーー |
データ共有 |
SpeeDBee/RDB |
---|
リレーショナル型 |
100~300 |
なし |
ライブラリ形式 |
SQL/ODBCサブセット |
OS依存 128 ※1 |
2147483647 |
整数(1/2/4 Byte) |
浮動小数(4/8 Byte) |
文字列(1~256 Byte) |
日時、タイムスタンプ |
ーー |
マルチプロセス、マルチスレッド |
SpeeDBee/KVS |
---|
キーバリューストア型 |
50~700 |
あり |
ライブラリ形式 |
独自インターフェース |
OS依存 256 ※1 |
無制限(サイズ・件数指定可) |
整数(1/2/4 Byte) |
浮動小数(4/8 Byte) |
文字列(1~256 Byte) |
日時、タイムスタンプ |
ログ型(タイムスタンプ+8byte) |
マルチプロセス、マルチスレッド |
SpeeDBee/TS |
---|
時系列モデル型 |
50~700 |
あり |
ライブラリ形式 |
独自インターフェース |
OS依存 256 ※1 |
無制限(OS依存) |
ログデータ |
key : タイムスタンプ(8 Byte) |
value : バイナリ(n Byte) |
カラムタイプ(High/Middle/Low) |
ーー |
マルチスレッド |
サポートOS | Windows7/8/10 WindowsEmbedded/CE 各種Linux μiTRON eT-Kernel VxWorks、 Non-OS ※2 |
対応CPU/文字コード | 32or64ビット UTF-8 or 16 EUC S-JIS |
※1 拡張できます
※2 移植に際しては、HW/SW環境のご提供と、サポート窓口の開示をお願いします
機能
データ集約
異なるサンプリングレート・周期のデータを纏める
収集した登録データはデータベース内で集約する事ができます。各種コレクタで収集した異なる周期のデータ群を、指定した時間幅(秒)での代表値(先頭、中央、末尾、平均等)を指定し集約データとしてデータベース内に保存します。指定時間幅内にデータが存在しない場合は、NULL又は、前回値 を選択可能です。
リアルタイム分析
件数・時間幅単位(ウインドウ)でリアルタイムにデータを分析
収集したデータに対して、指定時間幅または、件数単位の分析窓(ウインドウ)を指定し、データが登録されると同時にリアルタイムで統計処理、移動平均、FFT、機械学習、ユーザ定義関数などの分析をリアルタイムに実行可能です。分析結果は実データと同様に扱うことも出来ます。
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