What’s SpeeDBee

SpeeDBee(スピードビー)は、組込みシステムに特化したNoSQL/KVS型データベースです。組込みシステムにおいて、データ種別やデータ構造に依存しない非構造化データ管理に適したデータベースを構築できます。従来製品の自社データベースと比較して、指定したリリース(ストレージサイズ、データ件数) 領域での連続稼働するリング機能、電源遮断等の障害発生時のデータ保全、クラウド連携機能、暗号化機能、データ共有機能を強化しました。SpeeDBeeを利用することにより、最適な組み込み向けシステムの構築ができます。

SpeeDBeeの基本スペック

名称 スペック
フットプリント 50KB~350KB
データモデル KeyValueStore型
KEYデータ型 ログ型(タイムスタンプ+8byte)、整数(1/2/4/8 Byte)、浮動小数(4/8 Byte)、文字列(1~256 Byte)、日付、日時、タイムスタンプ
最大レコード数 無制限 or リング機能(件数指定/サイズ指定)
文字コード UTF-8/16、EUC、S-JIS
サポートOS Windows7/8/10、WindowsEmbedded、WindowsCE、Linux、μITRON、T-Engine、VxWorks、Non-OSに対応
インデックス B-TREE、N-GRAM(全文検索)、Z-Ordering(空間検索)、K-TREE(絞り込み検索)
エンディアン Little/Big対応
データ共有 マルチプロセス、マルチスレッド
クラウド連携 IoT向けデータアップローダーでサポート
RDBMS連携 IoT向けデータアップローダーでサポート(MongoDB、PostgreSQLサポート)
サポートCPU 32bit、64bit各種CPUに対応

SpeeDBeeの特徴

●大量のデータの管理や検索を要するコンパクトな組み込みシステムの構築

●データ操作のインターフェースを統合することより、開発に要する時間、労力、及びコストを大幅に削減

●整合性維持・障害保障、そしてB-TREE / N-GRAM / Z-ORDERING / K-TREEの検索アルゴリズムを利用した組み込み用検索システムの構築

●IoT/M2Mシステム向けに低消費電力かつ、クラウド連携するシステムの構築

ポータビリティ&リング機能

軽量なエンジンのため、多くのプラットフォーム上で動作します。また、永続化するデータを1ファイルで管理するため、別プラットフォームに容易に転送(コピー)する事が可能です。

DBの肥大化を防止するリング機能により、指定したリソースサイズ(ex.10MB)、指定したデータ件数(ex.1万件)によって、古いデータを自動削除する機能を装備した、DBの連続運用が可能になります。

データ保全&アクセス制限

トランザクションの機能により、データやインデックスの更新中に発生した障害に対して、データ整合性を保証します。インデックス作成/削除及びデータ更新を行う際、トランザクションを有効(BEGIN)にすることで、障害発生時にもトランザクション有効範囲の手前の状態に戻す(ROLLBACK)ことができます。また、更新処理が正常に終了した場合は、更新データを実データとして有効にします(COMMIT)。トランザクション中の電源遮断等の障害発生時には、ウォームリスタートの機能により、次回起動時に自動復旧します。

I/Oドライバのカスタマイズ
&アクセス制限

I/Oドライバのカスタマイズ&アクセス制限

システムリソース関連と外部I/Oデバイスに依存する部分をユーザーカスタマイズできる仕組みを持ちます。たとえば、データベースへのI/O速度を最適化することによって、更新処理あるいは検索処理の性能を大幅に改善できます。また、データを暗号化するためのインターフェースがあり、暗号化アルゴリズムはユーザーが任意で実装できます。

DB作成時に認証コードを設定する事でアクセス制限が可能です。またプラットフォーム単位でアクセスを制限をしたい場合は、プラットフォーム固有のコードを取得するように、ユーザカスタマイズする事により可能になります。

各種検索アルゴリズムを
サポート

各種検索アルゴリズムをサポート

●B-TREE:汎用インデックス(完全一致、前方一致、範囲検索)

●N-GRAM:フリーワード検索用インデックス(中間一致、表記ゆれの吸収)

●K-TREE:絞込み検索(平仮名片仮名/英数の絞込み、ヒット件数&次候補)

●Z-ORDERING:空間検索(二次元座標の範囲検索)

SQLite連携

SQLiteのViertualTable機能を使うことにより、SQLiteの標準インターフェースSQLを使って、N-GRAMインデックス機能を利用できます。高速フリーワード検索、表記ゆれを吸収した曖昧検索、複数列のOR検索などの新機能を、SpeeDBeeを意識することなく、SQLと同じインタフェースを使って利用できます。