4.15 共有コンポーネント
ここでは、共有コンポーネントについて説明します。
4.15.1 共有コンポーネントとは#
共有コンポーネントとは、1つのコンポーネントを複数のパネルに共有表示して扱う機能です。見た目は複数あっても実体は同一のため、設定変更や起動・停止の操作はすべての共有先に反映されます。これにより、同じ機能を保ったまま接続先や用途ごとにパネルを分けて配置でき、構成を整理しやすくなります。
4.15.2 使用例#
共有コンポーネントは、以下のようなユースケースで活用できます。
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パネルを跨いだロジックの構築: パネル1のコンポーネント出力をパネル2のコンポーネント入力に接続し、複数のパネルにまたがるデータフローを実現します。

上記の設定は下記の設定と同じです。

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メイン・サブ構成: メインパネルで全体を監視しつつ、サブパネルでも同じ値を表示・操作することができます。
- 例:「メインパネル」に配置したコンポーネントを「サブパネル」にも共有表示し、どちらのパネルからでも操作可能。

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共通設定の一括管理: 複数のパネルに配置した設定コンポーネントをどこからでも変更でき、全パネルに自動的に反映されます。
- 例:閾値設定コンポーネントを「表示パネル」と「設定パネル」の両方に配置し、どちらから変更してもすぐに反映。
4.15.3 作成#
次の手順で、共有コンポーネントを作成することができます。
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次のいずれかの方法で、コンポーネントを共有コピーします。
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コンポーネントを右クリックし、「共有コピー」を選択します。

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コンポーネントの︙ボタンをクリックし、「共有コピー」を選択します。
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次のいずれかの方法で、コンポーネントをペーストします。
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パネルを右クリックし、「ペースト」を選択します。

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キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「V」キーを押します。
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共有コンポーネントが作成されます。
共有されているコンポーネントには共有状態を示すアイコンと共有数が表示されます。


共有コンポーネントは共有コピー元とは別のパネルにのみ作成することができます。
4.15.4 削除#
共有コンポーネントは通常のコンポーネントと同様に削除することができます。操作を行ったパネルの共有コンポーネントが削除され、他のパネルのコンポーネントはそのまま残ります。
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パネル2の共有コンポーネントを削除します。


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パネル1のコンポーネントは残り、共有状態が解除されます。

4.15.5 補足#
ここでは、共有コンポーネントの振る舞いや注意点などを補足します。
4.15.5.1 Run Modeの全体パネル#
全体パネルの稼働中コンポーネント数は、パネルごとに独立してカウントされます。共有コンポーネントが複数のパネルに配置されている場合、各パネルのカウント値に含まれます。
4.15.5.2 List Modeでの見え方#
List Modeでは、パネル毎に配置されている共有コンポーネントとして表示されます。制御の対象は同一コンポーネントです。

4.15.5.3 WebAPIでの挙動#
WebAPIで共有コンポーネントを対象に実行状態の取得を行う場合、パネル毎にコンポーネント状態が取得されます。
共有コンポーネントをパネル1とパネル2に配置している場合、パネル1の共有コンポーネント状態とパネル2の共有コンポーネント状態は、それぞれのパネルに対応する項目として取得されます。
{
"status": "SpeeDBee Synapseのステータス",
"components": [
{
"id": "共有コンポーネントID",
"name": "共有コンポーネント名",
"panel_id": "パネル1のID",
"panel_name": "パネル1の名前",
"status": "共有コンポーネントのステータス"
},
{
"id": "共有コンポーネントID",
"name": "共有コンポーネント名",
"panel_id": "パネル2のID",
"panel_name": "パネル2の名前",
"status": "共有コンポーネントのステータス"
}
]
}
WebAPIの詳細は、「制御プログラムとの連携(WebAPI)」をご覧ください。
4.15.5.4 閲覧可能パネル#
ユーザーがオペレーター・閲覧者の場合、閲覧可能なパネルが制限されている場合があります。共有コンポーネントの場合は閲覧不可能なパネルのコンポーネントも影響を受けるため、閲覧可能パネルの設定には注意してください。
